私の失敗!遮熱は難しい・・
遮熱に本気!山形遮熱塾 (株)マルエン園部です
大雨被害のニュースが流れる中、幸い東北では局地的な雨が降らず
被害が出ていない状況の中、雨の合間の暑さが気になります
湿度が高いので、30℃近い温度でも、熱中症の指数が上昇します
様々な状況の中、職場の環境の改善も急務です
去年の現場ですが、私の失敗事例の紹介です
地元の会社様からの依頼で、ガラスコーティングを施工させて
頂きました。工務店の下請けでの工事ですので、直接のフォローが
出来ませんでした。
窓際の電子機器が熱くなり、対策として
「エコガラスコート」を使ったらどうかと言うことで
施工後、施工部分と未施工の部分での温度の測定をすることになり
一部分だけを未施工にし、直射日光が当たる部分の両方の測定です
ガラスなので、サーモでは測定出来ませんので、
デジタル温度計での測定です
方法としては、窓際に温度計を設置し、測定したわけですが
感熱部が直射日光で温められるので、温度差がでるつもりでしたが
実際は、室温を測定してしまい温度差が出なかったように思います
日光の当たる部分に、鉄板を置きその温度を測れば温度差が出たのですが
説明不足でした・・・(体感セットを使えば、すぐに実感できます)
施工後、しばらくして、現場の前を通ったとき、ブラインドが
降りていました。
遮熱の特性として、電磁波(輻射熱)を遮ることで
物体の温度の上昇を抑えることですが、どうしても
室温などの温度と一緒にとらえてしまいがちです
室温や外気温は輻射熱により、温められた物体(地上・海水・建物等)から
伝導熱や対流熱で上昇します。太陽から熱が届いているわけではありません
輻射熱は、透過します。一部は反射しますが、そのものにより反射率が
違います。遮熱は反射させることで温度の上昇を抑えます
例年だと、本部での講習会があり、毎年参加し理論の確認や
新しい情報の収集をしていますが、今年はコロナの影響で
どうなるかわかりません。遮熱は正しい理論と現場の状況に合わせた
合わせた商品を提供することが重要です。